SCRIPT:SHORT
盟約
台詞総数:22 キャラクター数:2名
- 王女
- 台詞数:11 / 気の強い少女
- 従者
- 台詞数:11 / 無遠慮な女騎士
- No./キャラ
- 台詞、備考
- 001 王女
- 「こんな感じでどうかしら。おかしなところはない?」
- 002 従者
- 「お綺麗ですよ。ご立派になりましたね、昔は虫が怖いと言っては私に泣きついてばかりいらしたというのに」
- 003 王女
- 「もう。昔のことでしょう、忘れなさい。そうやって、いつまでも小さかった頃の話ばかりするんだから」
- 004 従者
- 「当たり前じゃないですか、生まれた頃から貴方の従者となるべくお仕えしているんですよ? 誰よりも貴方のことを存じております。お父上にだって負けないくらい。そう、政略に利用されるくらいならいっそ、どんな罪を被ってでもこの手で――」
- 005 王女
- 「落ち着きなさい、また悪い面が出てるわよ」
- 006 従者
- 「おっと、良くない癖です」
- 007 王女
- 「貴方なら本当にやりかねないから、少し心配になるわ」
- 008 従者
- 「そうでしょうとも、私は役に立ちますよ?」
- 009 王女
- 「本当に殺してやりたい奴が現れた時はお願いしようかしら――なんて、冗談よ。嬉しそうな顔をしないでちょうだい」
- 010 従者
- 「構いませんよ、死ぬよりはましな時もありますから。本当に辛い時は、決してご無理をなさらず」
- 011 王女
- 「そうね、私もいつまでも弱かった頃の私のままではないわ。王家の弱みも握ったことだし、いいように使われてやるつもりはないもの」
- 012 従者
- 「たくましいですね、大変心強いです」
- 013 王女
- 「人質として敵国の王族に嫁ぐだなんて、王家の女であれば誰しもやっていることだわ。それがどうしてこんなに悔しいのでしょうね」
- 014 従者
- 「お気持ちお察しいたします――と言えたら良いのですが。私には何も申し上げる事ができません」
- 015 王女
- 「同情はしないで、私はそのために生かされている。私は私に課せられた使命を果たすまで」
- 016 従者
- 「たった一人しか連れていけない従者に私を選んでいただけたのはとても光栄なことです」
- 017 王女
- 「ええ、貴方の身も心も私のもの。私の最初で最後の従者。誰にも渡しはしな」
- 018 従者
- 「もちろんですとも。誰にもこの心、奪わせはしません。辛い日々に耐えられたのものもすべてはこの時のため。貴方のために剣を磨き、己を鍛えて参りました。」
- 019 王女
- 「決して貴方一人にしないわ、少しは私のことを頼って欲しいものね。でも、いざとなったら貴方が私を助けてね、約束よ」
- 020 従者
- 「ふふ、嬉しいですね。私の身が危なくなったその時は、存分に頼らせていただきましょう」
- 021 王女
- 「当然、どこまでもついてきてくれるのでしょう、嫌とは言わせないわ」
- 022 従者
- 「貴方の剣となり、貴方の盾となるただそのためだけに。この命、この剣に誓って、貴方に捧げましょう。無論、死ぬその時まで」
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